横浜でおすすめの産業廃棄物業者3選

公開日:2025/07/02  

産業廃棄物業者3選
横浜市で事業系ごみの処理を委託するには、信頼性や対応力、そして環境への配慮が整った業者を選ぶことが大切です。ごみの種類や回収方法に柔軟に対応してくれるかどうか、リサイクル体制が整っているかなども見極めのポイントとなります。この記事では、事業活動をスムーズに進めるために役立つ、横浜市内でおすすめの産業廃棄物業者を3社ご紹介します。

イーブライト

イーブライトの画像
会社名:株式会社イーブライト
住所:神奈川県横浜市都筑区仲町台1丁目2-20 フロンティアビル601
TEL:045-548-8115

横浜市・川崎市を中心に、365日24時間体制で事業系ごみの回収を行っている株式会社イーブライト。一般廃棄物から産業廃棄物まで幅広く対応し、グリストラップの清掃や再資源化への取り組みなど、時代のニーズに応えるサービスを展開しています。

ここでは、イーブライトが提供する特徴的なサービスについて紹介します。

プロによる清掃と多様なニーズへの対応

イーブライトの特長のひとつが、専門的な清掃技術を活かしたグリストラップの対応です。飲食店などに設置されているグリストラップは、定期的な清掃や悪臭対策が欠かせません。イーブライトでは、こうした施設の清掃をプロの技術で行い、衛生的な環境を保つ支援をしています。

さらに、物流システムにも対応しており、アフターコロナの社会における配送の多様化やスピード化に対応した体制を整えています。ゴミの収集だけでなく、企業活動を円滑にするサポートも手がけている点が注目されます。

提供しているサービスは多岐にわたり、一般廃棄物の回収だけでなく、産業廃棄物の収集・運搬、リサイクル、資源回収、運送事業までを一貫して対応可能です。多様な業種のニーズに応じて柔軟に対応できる体制が整っています。

一般廃棄物にも柔軟に対応

イーブライトでは、飲食店や美容室、歯科医院、オフィスなどの事業所向けに、一般廃棄物の定期回収サービスを展開しています。地域密着型の事業展開を行っており、横浜市と川崎市を中心に迅速な対応が可能です。

回収の際には、計量器付きパッカー車を使用しています。これにより、ゴミの排出量を正確に把握でき、処分費用の見える化にもつながります。使用している計量器にはピン式を採用しており、高い精度を誇っています。

環境に配慮した産業廃棄物の処理

産業廃棄物の回収・処理にも力を入れているイーブライトでは、廃棄物の収集後に細かく破砕し、再利用可能なものとそうでないものに分ける工程を経て処理を行っています。再利用できないものは最終処分場へ、安全かつ適切に運ばれます。

対象エリアは、東京都・神奈川県をはじめ、千葉県、埼玉県、茨城県、静岡県など幅広く、地域ごとに柔軟な対応が可能です。収集には、4tアームロール車や10t車、トレーラーなどの専用車両を使用し、大量の廃棄物にも対応できる体制が整っています。

処理対象となる廃棄物には、汚泥や廃油、金属くず、木くず、紙くず、がれき類などがあり、石綿や水銀といった有害物質を含む特殊な廃棄物にも対応しています。さまざまな業種のニーズに対して、安全で効率的な処理を提供することが可能です。

春秋商事

春秋商事

会社名:株式会社 春秋商事
住所:神奈川県横浜市都筑区川向町1160番地
TEL:045ー472ー5272

新横浜駅前に本社を構え、半世紀にわたり廃棄物処理業に取り組んできた春秋商事。首都圏全域を対応エリアとし、誠実で確実なサービス提供を心がけています。

環境保全への取り組みと先進的な技術を組み合わせ、循環型社会の構築を支える企業として評価されています。ここでは、春秋商事の特徴や具体的な取り組みについて紹介します。

環境保全への高い意識と取り組み

春秋商事では、一般廃棄物や産業廃棄物の収集・運搬だけでなく、中間処理やリサイクルにも注力しています。

廃棄物の排出抑制を推進し、可能な限り再利用することで、環境負荷の少ない事業活動を実現しようとしています。具体的には、都筑区に中間処理リサイクルセンターを設置し、受け入れた廃棄物の100%リサイクルを目指しています。

また、環境ISO14001の認証を2003年に取得し、社内での環境マネジメントを徹底しています。企業としての社会的責任を重視し、地域社会との共生にも力を入れています。

SDGsや地域環境活動への積極的な参加

春秋商事は、事業活動だけでなく地域環境への貢献にも積極的に関わっています。横浜市が推進する「横浜3R夢!パートナー」や「ありがとう!ヨコハマクリーンアップ」にも参加し、地域の清掃活動や啓発活動に協力しています。

さらに、かながわSDGsパートナーにも認定されており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを事業と連携させています。全車両にはドライブレコーダーとデジタルタコグラフを搭載し、運転記録の把握と安全運転の徹底を図っています。

こうした取り組みが認められ、公益社団法人全日本トラック協会から安全性優良事業所(Gマーク)を取得しました。廃棄物処理と運送の両面で、信頼性の高いサービスを提供できる企業として評価されています。

独自技術による処理困難ごみへの対応

春秋商事では、一般的な廃棄物処理だけでなく、処理が難しいごみに対しても独自の解決策を提案しています。代表的な事例が、芝砂混合廃棄物の分離装置の開発です。芝と砂が混ざった廃棄物は、従来の焼却施設では処理が難しく、搬入先に苦慮するケースが多く見られました。

春秋商事は、この課題に対応するため、日産スタジアムと共同で芝砂混合物の分離装置を開発しました。この装置により、混合廃棄物の90%以上を分離することが可能となり、焼却処分が難しかった廃棄物を効率的に処理できるようになりました。

この技術開発は、業界内でも高く評価されており、自治体やスタジアムなどからの問い合わせも増えています。難処理物への対応を通じて、顧客の課題解決に寄り添う姿勢が、春秋商事の信頼をさらに高めています。

横浜環境保全

横浜環境保全の画像
会社名:横浜環境保全株式会社
住所:横浜市中区山下町209 帝蚕関内ビル8F
TEL:045-651-6680

設立から50年を迎えた横浜環境保全は、これまでの実績と地域からの信頼を礎に、次の50年に向けて新たな挑戦を続けています。地域社会への貢献を第一に掲げながら、より広い視野で地球規模の環境保全に取り組む姿勢が特徴です。ここでは、同社の取り組みやサービスについて紹介します。

未来を見据えた取り組みと企業理念

横浜環境保全は、これまでの経験と技術を活かし、時代に合った環境サービスを追求しています。協力業者との連携を深め、情報共有を通じて、社会経済の発展に貢献する企業を目指しています。その根底にあるのが、「みらいプロジェクト~夢をカタチに 2030~」という取り組みです。

このプロジェクトでは、地域社会と子どもたちの未来を守ることを使命とし、環境保全を通じて信頼される企業であり続けることを掲げています。企業としての価値向上と、人とのつながりを重視した姿勢は、顧客満足度や従業員満足度の向上にもつながっています。

多角的な廃棄物処理とリサイクルの仕組み

横浜環境保全は、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬から中間処理、再資源化に至るまで一貫して対応しています。オフィスビルや飲食店などから排出される可燃ごみは、自治体指定の処理施設へと運搬されます。

また、行政の方針に従いながら分別とリサイクルの強化にも取り組んでいます。

産業廃棄物については、店舗や企業から排出されたビニール・プラスチック類、什器、パレットなどの大型ごみに対応しています。5品目に対応した処分サービスに加えて、収集運搬だけなら20品目まで対応可能であり、ルート回収・スポット回収の両方に対応しています。

地域とつながる独自サービスの展開

横浜環境保全では、環境保全事業にとどまらず、地域とのつながりを意識した独自サービスにも取り組んでいます。

たとえば、車輌プリント事業では、地元の学校や商業施設と連携し、子どもたちが描いたデザインを社用車にプリント。地域を走るその車が、子どもたちやその家族にとっての誇りとなっています。

また、企業とのタイアップによる車体広告も行っており、街中を走る広告メディアとしても活用されています。環境活動と広告を結びつけることで、より身近な企業としての存在感を高めています。

事業系ごみ袋の販売も行っており、許可業者としての安心感とあわせて、契約者には専用の注文ページを通じてスムーズに注文が可能です。さらに、堆肥「ハマのありが堆肥」は、神奈川県から環境に配慮したリサイクル製品として認定を受けており、農業や園芸分野でも注目されています。

まとめ

横浜市で事業系ごみの処理を依頼する際には、対応の柔軟さや環境への意識も重視したいポイントです。イーブライトは24時間体制で多様なごみに対応し、リサイクルにも注力しています。春秋商事は高い技術力と地域密着の姿勢で、特殊ごみ処理にも実績があります。横浜環境保全は50年の実績をもとに、廃棄物の収集・処理からリサイクルまで一貫して対応。どの業者も確かな実績と信頼を備えており、企業のごみ処理パートナーとして心強い存在です。

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