オフィスや飲食店など店舗の新規立ち上げで必要なこととは
今回は、オフィスや飲食店など店舗の新規立ち上げで必要なことを紹介します。開業準備の前に決めておきたいことや開店の準備としてやっておくことに加えて、ごみ回収業者の手配が必要であることにも触れていきます。開店直前に、ごみ問題で頭を悩ませないように早めに準備しておきましょう。
開店準備の前に決めておきたいこと
開業準備で初めにすることは、お客さんに価値を提供するために必要な店舗物件の選定と資金調達です。
■店舗のコンセプト
店舗の新規立ち上げを行う前に、店舗のコンセプトを明確にしましょう。店舗のコンセプトとは、お客さんにどのような価値を提供するのかということです。
店舗のコンセプトが言語化できずに曖昧で、自分がやりたいことだからビジネスを始めるというような、自分が主語になっている状況では淘汰される可能性がるので気を付けてください。
■店舗物件の選定
店舗のコンセプトが決定したら、店舗物件を選定します。来店するお客さんがいる地域に店舗を開店します。都心部であればお客さんはたくさんいますが、賃料や物価が高いため、開業直後は資金繰りに苦労するでしょう。郊外であればお客さんがすぐに見つからなくても、都心部に比べると賃料や物価は安いため、運転資金で賄えるでしょう。
■開業前の資金調達
開業前は資金が必要です。イニシャルコストがいくら必要なのかを事前に見積もっておきましょう。適当に見積もるのではなく、数字を意識して見積もりましょう。物品を購入した後に出るごみ処理費用についても考えておきます。そうすることで、開業前の資金調達が容易になります。
開店の準備としてやっておくこと
事業を開始する前に、売上と費用は見積もっておきます。抜け漏れなく見積もっておきましょう。費用は多めに見積もっておくことで、急な出費に対応できます。
■事業計画書の作成
事業を開始する前に売上予測を立てるのは難しいですが、事業計画書は作成しておきましょう。客数×単価×営業日数が売上予測になります。この際、理想的な数字ではなく、あくまで現実的な数字で見積もるようにしましょう。
そして、売上予測だけではなく、費用も見積もりましょう。費用のなかには、開業前に消耗品などを大量に購入した後に出るごみ処理費用も含まれます。費用は多めに見積もっておきましょう。
■オペレーションを考える
1人でオペレーションする場合でも、オペレーションを考えておく必要があります。開業準備期間中は慌ただしく毎日が過ぎるので、時間を無駄にしないようにしましょう。従業員を雇用する場合は、マニュアルを作成して業務内容を開店までに徹底しておく必要があります。
■開業届の提出
税務署に開業届を提出します。税務署に足を運ばなくても、自宅や職場などでパソコンがあれば開業届を作成できます。プリントアウトした開業届を郵送で税務署に提出できるので忘れずに行いましょう。もし、開業届の提出を怠ると、助成金や補助金の申請ができなくなるので、後回しにせずに行いましょう。
ごみ回収業者の手配が必要
開店準備や開店直後では、自分で処理しきれない量のごみが発生する可能性があるので、ごみ回収業者を早めに見積もっておきましょう。
■開店準備で粗大ごみがたくさん出る可能性がある
消耗品などを店舗やインターネット通販で購入すると、粗大ごみがたくさん出る可能性があります。開業準備はたくさんすることがあるので、ついついごみ問題を放置してしまいがちですが、店舗にごみがある状態では開店できません。
そのため、開店何日前までにごみ処理を終わらせるのかを事前に決めておきましょう。とくに、臭いが出るごみは周囲の建物にも迷惑をかけるので、早めにごみ回収業者を見積もっておきましょう。
■開店直後もごみ問題と向き合うことが多い
最近は、プレオープンした後に本格的に開店する店舗が多いです。これは、プレオープンでオペレーションしてみて、足りない消耗品や資材を購入して開店までに準備する狙いもあります。
また、何かしらの理由で開店準備中に手元に届かなかった消耗品などが、プレオープン期間中に届くこともあります。このように開店直後もごみ問題と向き合うことが多いので、事前に対策を考えておきましょう。
■ごみ回収業者の手配が必要
ごみ回収業者は電話やインターネットから申し込めますが、業者によって対応エリアや値段がまったく異なります。一般的にごみ回収希望日の直前に申し込むと値段が高くなる傾向があるので、時間に余裕をもってごみ回収業者を手配しましょう。
また、開店準備や開店直後に出るごみの量に合った回収車を選ぶようにしましょう。分からなければゴミ回収業者に確認してみてください。開店準備期間中にごみ回収を担当した業者に、開店直後もごみ回収を依頼してもよいかもしれません。
オフィスや飲食店など店舗の新規立ち上げで必要なことを紹介しました。開店準備で必要なことはたくさんありますが、ごみ回収業者の手配も忘れずに行いましょう。店舗にごみが残っている状態のままだと開店できません。ごみ問題で頭を悩ませないように早めに準備しておくことで、ごみ問題のストレスから解放されます。心も店舗も綺麗な状態で開店できるようにしていきましょう。
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引用元:https://e-bright.jp/